「生まれてくる子供に影響が出てこないかな?」
「自分自身が不妊の原因になってしまったらどうしよう。」
フィンペシアの購入をためらっている人の中には副作用で子作りに影響が出てくるのではと心配する人も少なくないでしょう。
そんな人に向けてフィンペシアによる子作りへの影響について解説します。
フィンペシアの子作りへの影響以外の副作用について知りたい人は、フィンペシアの副作用についてまとめた記事を用意したのでそちらもご覧ください。
本記事の信憑性
本記事はプロペシアを製造販売するMSDが発表するインタビューフォームを参考に執筆しました。人間によく似た体の構造を持つアカゲザルを対象に行った動物実験を元にした情報であり信頼性は高い情報であるといえます。
フィンペシアの子作りへの影響を知りたい人にとって有益な情報になるかと思います。
【副作用】フィンペシアは子作りに影響はある?
フィンペシアの子作りへの影響は限りなく「ゼロ」に近いです。
フィンペシアによる
・胎児への影響
・男性不妊症への影響
についてそれぞれ詳しく解説していきます。
フィンペシアによる胎児への影響について。
皆さん気になるところだと思います。
フィンペシアによる胎児への影響は限りなく「ゼロ」に近いです。
根拠となる情報を2つ紹介します。
【1つめ】精子に移行したフィンペシアの量は服用した量の0.00076%以下。
1つ目の根拠は精子に移行するフィンペシアの量です。
MSD社によると薄毛に悩む人にフィンペシア1mgを6週間続けて服用してもらった場合、精子に移行したフィンペシアの量は服用した量の0.00076%以下であったそうです。
本当にごく微量の成分しか移行しない事から胎児への影響はないと考えることができます。
【2つめ】アカゲザルへの動物実験結果について。
2つ目の根拠はMSD社によるアカゲザルに対する動物実験です。
動物実験の内容はアカゲザルの妊娠20日〜100日の間、高用量のフィナステリド(フィンペシアの有効成分)を注射し続けたそうです。
それでも胎児に対する影響はなかったとのことです。
アカゲザルは人間によく似た体の構造を持ちます。
アカゲザルの妊婦にこれだけのフィナステリドを投与し問題なかったということは、ほぼ間違えなく問題はないということができます。
動物実験に付き合わされたアカゲザルはとても可哀想ですが本当に有益な情報です。
可能性は「ゼロ」ですと言い切らないのは理由。
フィンペシアによる胎児への影響は限りなく「ゼロ」に近いです。
しかし完全に「ゼロ」ということはできません。
それは臨床試験を行うことができないからです。
副作用を評価する上で臨床試験は欠かせないものです。
例えばフィンペシアを飲んで肝臓に影響があるかどうかを調べる場合は薄毛に悩む人にフィンペシアを服用してもらえば結果がわかります。
しかしフィンペシアで胎児に影響があるか調べる場合は薄毛に悩み、なおかつ子供を作る予定のある人にフィンペシアを服用してもらう必要があります。
圧倒的に臨床試験の被験者となる人の条件は絞られてきます。
そもそも、これから生まれてくる大切な子供に影響があるかもしれない臨床試験には誰も協力してくれません。
これらの理由から完全に断言することはできませんが、ほぼ間違えなくフィンペシアの副作用で胎児に影響はないということはできます。
どうしても気になるなら1ヶ月前から休薬をおすすめします。
フィンペシアは服用後24時間でほとんど薬の成分が体の外に排出されます。
そのため、理論上は1日以上あけて性行為に望めば問題ないことになります。
しかし、不安な人は万全の状態で子作りをするためにも1ヶ月ほど休薬してから性行為に及ぶことをオススメします。
私自身、薄毛が改善しもうフィンペシアは服用しなくてもいいなと考え、中断していた時期がありました。
結果として1年ほどで再び抜け毛が増えてきてしまったのですが1ヶ月くらいなら休薬しても全く問題ないと思います。
なんなら半年くらい子作りのためならフィンペシアをお休みしてもいいと思います。
これから生まれてくる我が子のために多少のリスクを負うのもいいのかもしれません。
フィンペシアによる男性不妊症への影響。
フィンペシアによる男性不妊症の副作用も限りなく「ゼロ」に近いです。
フィンペシアによる男性不妊症につながる副作用は1000件以上の調査研究の中でも精液現象のみです。
その精液現象も1件のみの症例のみしか報告されていません。
フィンペシアによる男性不妊症の副作用は限りなく「ゼロ」に近いです。
フィンペシアは精子を減少させる副作用がある?
MSD社による副作用の種類別発言頻度一覧には精液量減少の頻度が0.4%と記載されています。
274人の臨床試験のうち1人のみ精液減少の副作用があったそうです。
精液減少の評価方法については定かではありませんが、服用を中断後に精液の量が回復したとの報告が書かれているため因果関係はあるのかもしれません。
しかし精液の量というのは食べ物にも大きく左右されます。
本当にフィンペシアが原因であるかは疑問が残るところだと思います。
まとめ:フィンペシアは子作りに影響なし。
個人的な意見ですが、フィンペシアの副作用で子作りに影響が出ることはないと思います。
私は現在30前半で結婚を考えている彼女がいますが、子供を作るにあたってフィンペシアを休薬する予定はありません。
子供のことを思っていない訳ではなく、純粋に意味がないと思うからです。
彼女の方も私の髪が薄くなることは望んでいないでしょう。
薬による胎児への影響は臨床試験を行うことができないことから、はっきりとした意見を言うことは難しいです。
しかし動物実験の結果や精液へのフィナステリドの移行率からも子作りへの影響は限りなく「ゼロ」に近いと判断できます。
子作りへの影響を心配してフィンペシアの購入をためらっているのでしたらもったいないと思います。
今回の記事は以上になります。
フィンペシアの副作用で子作りへの影響は可能性は限りなく「ゼロ」に近いですよ。
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